共働き夫婦が語る、プロフィールムービー準備のリアル

記事の内容
はじめに
仕事に家事に忙しい毎日を送りながら、結婚式のプロフィールムービー準備を進めるのは簡単ではありません。共働き夫婦である30代前半のカップルたちは、どのように時間をやりくりし、どんな工夫を凝らしているのでしょうか?本記事では、架空の3組の新郎新婦にインタビューし、プロフィールムービー制作のリアルな苦労と成功のコツを語ってもらいました。準備に追われるプレ花嫁・花婿の皆さんも、きっと共感できるエピソードと役立つヒントが見つかるはずです。
ケース1:田中大輔さん&佐藤美咲さん夫妻(都内在住・IT企業勤務)
プロフィールムービーのテーマ: 「二人の成長記録をゲストと共有したい」
披露宴までの準備期間: 6ヶ月(うちムービー制作3ヶ月)
お二人は職場恋愛で結ばれたカップル。結婚式の準備期間中も残業続きで、平日はほとんど作業時間が取れなかったそうです。そんな中、プロフィールムービーを自作することに挑戦しました。
Q: 忙しい中でプロフィールムービー準備、一番大変だったことは何ですか?
A: 田中さん「時間の確保ですね。準備期間6ヶ月のうち、映像制作に充てられたのは主に週末でした。平日は仕事で帰宅が遅く、正直ヘトヘトで…最初は『本当に完成するのか?』と不安でした。」 美咲さん「私たちは休日も家事や式場打ち合わせで潰れることが多くて。本当に時間との戦いでしたね。」
Q: どのように工夫して乗り切ったのでしょうか?
A: 美咲さん「一番は役割分担をしたことです。私は写真選びとコメント文の作成、大輔は動画編集ソフトの操作やレイアウト決めを担当しました。お互いが得意なことを受け持つことで効率良く進められました。」 田中さん「それからスケジュール表を作って、『今週末は幼少期の写真部分を完成させる』など細かい目標を立てました。仕事と同じで、締め切りと担当を明確にしたのが功を奏したと思います。」
Q: 完成したムービーをご覧になって、いかがでしたか?また、同じ境遇のカップルへのアドバイスはありますか?
A: 田中さん「正直ギリギリまで修正を繰り返して緊張しましたが、当日は大成功でした!ゲストが笑ったり泣いたりしてくれて、頑張ってよかったと心から思いました。」 美咲さん「忙しい中でも早め早めに取り掛かることが大事ですね。最初は『まだ時間ある』と思っていたらあっという間なので…。小さなことでも前倒しで進める、そして周り(家族や友人)にも時には手伝ってもらう。そうすれば忙しくてもきっと素敵なムービーが作れますよ!」

ケース2:中村翔平さん&松本沙織さん夫妻(大阪在住・教育関係)
プロフィールムービーのテーマ: 「出会いから今日までの軌跡」
披露宴までの準備期間: 4ヶ月(うちムービー制作2ヶ月)
大学の同級生同士だったお二人。ともに学校の教師という職業柄、年度末・新学期と結婚準備の時期が重なり、多忙を極めました。手先が器用な翔平さんが「映像は自分で作りたい!」と張り切り、制作をスタートしたそうです。
Q: プロフィールムービー制作で苦労した点を教えてください。
A: 翔平さん「イメージのすり合わせに苦労しました。僕は凝った演出やアニメ風の動画にしたかったんですが、沙織は『写真とメッセージをシンプルに見せたい』という希望で。お互い譲らず、一時期は制作が止まってしまったほどです。」 沙織さん「限られた時間の中で、何度も話し合いを重ねるのは正直大変でしたね…。でも喧嘩はしたくなかったので、一旦それぞれが理想とするムービーのラフスケッチを紙に書き出して見える化したんです。」
Q: 解決のためにどんな工夫をしましたか?
A: 沙織さん「先ほど話したラフスケッチが役立ちました。お互いのイメージを図に描いて比べてみたことで、共通点と相違点がはっきりしたんです。共通点である『ゲストに楽しんでもらいたい』という軸は同じだと再確認できました。」 翔平さん「それで、最終的にはテーマを二部構成にしたんですよ。前半は僕がやりたかったちょっとコミカルな演出、後半は沙織の希望通りシンプルで感謝を伝える内容に。お互い一方を全部諦めるのではなく、両方取り入れる折衷案にしたらスムーズに進みました。」
Q: 出来上がったムービーについての感想と、他のカップルへのアドバイスは?
A: 翔平さん「完成品は、結果的に二人らしさが詰まった映像になりました。凝った笑いどころも入れられたし、最後はしっかり感動で締めくくれたので満足しています。ゲストからも『二人の個性が出ていて良かったよ!』と言ってもらえました。」 沙織さん「忙しい中で衝突もありましたが、妥協せず話し合ったことが良かったと思います。準備時間が少なくても、お互いの想いを言葉にすることを恐れないでください。納得いくまで話せば、きっと素敵なものが作れます。それにもし自分たちだけでは難しければ、無理せずプロに相談したり、テンプレートを活用したりするのも一つの手ですよ。」

ケース3:鈴木徹さん&伊藤佳奈さん夫妻(福岡在住・医療関係)
プロフィールムービーのテーマ: 「感謝と笑顔を届けるメッセージムービー」
披露宴までの準備期間: 8ヶ月(うちムービー制作4ヶ月)
病院勤務同士の鈴木さん夫妻。夜勤や急な呼び出しもある中での準備は過酷でした。映像制作は初心者だった二人ですが、「ゲストに直接ありがとうを伝えたい」という強い思いから、自作ムービーに挑戦しました。
Q: 一番苦労したのはどんなことでしたか?
A: 徹さん「僕も佳奈も映像編集は初めてで、技術面が大変でした。最初に動画編集ソフトを開いた時、操作方法がさっぱり分からなくて…。テロップ(字幕)の入れ方一つとっても四苦八苦でしたね。」 佳奈さん「素材集めも苦労しました。写真のデータが実家にあったり、画質が悪かったり…。昔のアルバムをスマホで撮り直したり、なんとか素材を揃えるだけで時間を取られました。」
Q: どのようにその課題を乗り越えましたか?
A: 佳奈さん「頼れるものは何でも頼りました!まずスマホアプリを活用しました。初心者向けの結婚式ムービー作成アプリがいくつかあって、テンプレートに写真やコメントを入れるだけでそれなりの形になるので本当に助かりました。」 徹さん「僕は職場の同僚に映像制作が趣味の人がいたので、その方にもアドバイスをもらいました。最終的な微調整や凝った効果はプロの友人に手伝ってもらい、何とか完成にこぎつけました。」
Q: 実際に上映した際のエピソードや、これから準備する人へのアドバイスをお願いします。
A: 佳奈さん「上映中、ゲストの皆さんが嬉しそうに画面を見てくれているのが分かって、本当に報われた気持ちでした。私の母は『写真一枚一枚に込められた思い出が甦って涙が止まらなかった』と言ってくれて、苦労も吹き飛びましたね。」 徹さん「技術的に不安があれば、誰かに頼ることをためらわないでほしいです。僕たちもプロ級の友人に甘えましたが、おかげでクオリティも上がり、自分たちだけでは作れないムービーになりました。外注する予算がなくても、詳しい人に教わるとか、今はネットにチュートリアル動画もあるので活用すべきです。」 佳奈さん「あと、完成したデータのチェックは絶対に入念に!私たちは式場で上映テストをさせてもらった際、最初に作ったDVDがうまく再生できず冷や汗をかきました。本番前に動作確認やバックアップをしておくことをおすすめします。」

まとめ
インタビューに答えてくれた3組のエピソードから、共働きカップルならではのリアルな苦労と工夫が見えてきました。時間がなくても役割分担と計画で乗り切った田中さん夫妻、自分たちのこだわりを互いに伝え合って形にした中村さん夫妻、技術の壁を周囲の力を借りて越えた鈴木さん夫妻――それぞれの方法で、忙しい中でも素晴らしいプロフィールムービーを完成させています。
共通するポイントは、「周囲と協力しながら早めに着手すること」「お互いの意見をしっかり共有すること」「必要に応じてサポートを活用すること」です。毎日仕事に追われていても、このポイントを押さえればきっと準備を乗り越えられるでしょう。インタビューの言葉をヒントに、皆さんも無理なく素敵なムービーを作ってくださいね。
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