こんにちは、ウェディング映像クリエイターの高橋大輝です。この記事では、結婚式 オープニングムービーで使える面白いバラエティ風の演出アイデアをお届けします。テレビのバラエティ番組のようなノリを取り入れたオープニングムービーは、笑いと驚きで披露宴の幕開けを派手に演出できます。いわゆるテレビ的なおふざけや派手な演出を盛り込んだ「バラエティ風」の映像は、老若男女問わずウケが良いのが特徴です。新郎新婦がまるで芸人やタレントになったかのような演出にゲストも大爆笑!ここでは、バラエティ風ムービーを作るポイントや具体的なアイデアを紹介していきます。
テレビ番組パロディで爆笑必至
誰もが知っている人気テレビ番組のパロディをオープニングに持ってくると、一気に笑いを誘えます。例えば、クイズ番組風に仕立てて新郎新婦やゲストにまつわる○×クイズを出題したり、音楽番組のランキングコーナー風に二人の思い出TOP3を発表する構成はいかがでしょう。実際に映像制作では、背景やテロップをテレビ番組そっくりに再現し、効果音もそれらしく入れて雰囲気満点に仕上げます。ゲストは「これ知ってる!」と思わずニヤリ。ある披露宴では、有名トーク番組を模したセットで新郎新婦自ら司会者に扮し、ゲストにインタビューする演出を映像化した例もあり、大いに盛り上がりました。例えば、AMOウェディングの「KEKKONグランプリ」では、披露宴を楽しむために大喜利風形式でゲストを紹介する構成になっており、ゲストと一緒に笑いながら盛り上がれる内容です。お二人が大好きな番組をモチーフにすれば、準備も楽しめてオリジナリティも抜群です。
ニュース番組風オープニング
フォーマルなニュース番組の体裁をあえて披露宴に持ち込むと、真面目さとのギャップで笑いが生まれます。「ニュースの時間です」シリーズはまさにその例で、男性アナウンサー風または女性アナウンサー風のキャスターが登場し、「本日○時○分、新郎新婦が入場しました!」など結婚式当日の出来事をニュース速報のように伝えてくれるムービーです。ニュース番組特有のテロップや効果音も盛り込み、本物の報道番組さながらのクオリティでありながら内容は結婚式ネタ満載なので、堅い口調とのアンバランスさにゲストは思わずクスッと笑ってしまいます。私が編集を手がけた事例でも、ゲストから「本当にテレビのニュースみたいで面白かった!」と評判でした。披露宴会場をまるごと“おめでたいニューススタジオ”にしてしまうバラエティ風演出です。
有名人やキャラクターの力を借りる
バラエティ番組といえば、やはりタレントやキャラクターの存在も欠かせません。結婚式のオープニングムービーでも、有名人の力を借りて笑いを取ることができます。例えば、「ボブサップからのお願い」は格闘家ボブサップさん本人(!)が登場し、力強い口調で開宴前の注意事項を呼びかけてくれる豪華なムービーです。ゲストは驚きつつ、まさかの大物ゲスト(?)の登場に笑いが止まりません。モノマネタレントを起用する方法もあります。先ほどご紹介したコージー冨田さんのムービーのように、有名人の声真似でゲスト紹介や注意事項を語ってもらえば、「本人そっくり!」と大ウケすること間違いなしです。さらに、地元ネタで攻めたい場合は「ジャック○○(地名)」シリーズがユニークです。札幌・高崎・水戸など各地域名を冠したムービーがあり、地元テレビをジャック(乗っ取り)したような設定で、ローカルCM風の笑いを織り交ぜつつ新郎新婦入場を盛り上げてくれます。ゲストの出身地や会場所在地にちなんだ演出は親しみもわきますよね。さらに、新郎新婦ご自身が有名キャラクターや芸人になりきってコスプレ出演するアイデアもおすすめです。衣装や小道具を準備して撮影し、それをプロが番組風に編集すれば、ゲストから「すごい!」と驚きと笑いの声が上がるでしょう。お二人の体当たり演技が加われば、バラエティ感は最高潮に達しますね。
笑いを生む編集テクニック
バラエティ風ムービーをより本格的にするには、テレビ的な編集テクニックも取り入れましょう。例えば、大きなテロップ(字幕)でツッコミや効果音を視覚的に見せるのは鉄板です。ゲストが笑うタイミングで「ドーン!」と爆発エフェクトを入れたり、あえて一瞬映像を止めて「今ツッコむところです!」と注釈を出すなど、小技を効かせるとより笑いが深まります。効果音も重要で、クイズ正解音や不正解ブザー音、「テッテレー♪」といったサプライズ音などを適材適所で使いましょう。映像に擬似的な笑い声や拍手のSEを入れて番組風の臨場感を出すのもありです(実際ゲストもつられて笑ってくれるはずです)。これらは個人で作るには難しいですが、プロの編集者ならテレビさながらの演出を再現してくれます。

バラエティ風ムービー制作のポイント
最後に、バラエティ風オープニングムービーを作る際のポイントや注意点です。
- 笑いの質を揃える: 過度に内輪ネタやマニアックな笑いに寄りすぎると、一部のゲストには伝わりません。万人がクスッとできるユーモアをベースにしつつ、お二人らしいネタを少しだけ散りばめるバランスが大切です。
- 著作権への配慮: テレビ番組のロゴやテーマ曲など実際の素材をそのまま使用するのは避けましょう。そっくりにデザインしたオリジナル素材やフリー音源を使って雰囲気を再現するのがポイントです。AMOウェディングなら著作権に配慮しつつクオリティの高いパロディ演出を制作してもらえるので安心です。
- 不快な演出はNG: バラエティだからといって下品すぎる表現や特定の個人を貶すような演出は厳禁です。笑いはあくまでポジティブに。ゲストを笑わせつつも後味の良い明るい内容にしましょう。
- テンポ良く: テレビのバラエティ同様、テンポの良さが命です。ダラダラと長い寸劇や説明は避け、テンポよくシーンを切り替えていきましょう。映像の長さも3分以内程度に収め、笑いの密度を濃くします。
- プロの力を活用: バラエティ風の凝った編集や有名人の起用は、プロに任せるのが安心です。AMOウェディングではボブサップさん出演映像などバラエティ色の強いオープニングムービーの実績も豊富ですから、アイデア段階から相談してみてください。
バラエティ番組風の面白いオープニングムービーが流れれば、ゲストは「こんな結婚式は初めて!」と驚きつつ大笑いしてくれるでしょう。笑いに包まれた雰囲気で始まる披露宴は、その後も和やかで盛り上がった進行になること請け合いです。新郎新婦のお二人も、自分たちが主役のバラエティ番組に出演しているような高揚感を味わえるはずですよ。実際、バラエティ風ムービーを上映した新郎新婦からは「ゲストが全員笑ってくれて、場が和んだ」と大好評です。普段は寡黙なご上司や親御様まで思わず笑顔になるため、会場全体がより和やかなムードになります。ぜひ、思い切った笑いの演出で特別な一日を最高に盛り上げてください。