動画広告の“媒体ごとの違い”を知っていますか?
一口に動画広告と言っても、配信するプラットフォーム(媒体)によって最適な動画の形式や作り方は異なります。SNSのフィードで流れる短い動画広告と、YouTube上の動画(広告やコンテンツ)ではユーザーの視聴環境や期待値が違うためです。ここでは、SNS広告動画とYouTube動画の違いを様々な角度から比較してみましょう。
媒体別フォーマット比較(縦型動画 vs 横型動画 等)
まずは主要な媒体ごとの推奨動画フォーマットを整理します。
- Instagram・TikTok(縦型SNS): スマホ全画面表示を前提とした縦長動画(9:16)が主流です。画面いっぱいに表示され、ユーザーはスワイプで次々と流し見しています。最適尺は15秒前後と短く、最初の1~3秒で注意を引く強いインパクトが重要。音声は出ない設定の人も多いため、テロップだけでも意味が伝わる作りにします。画質よりもノリやテンポが重視され、流行りの音楽・エフェクトを使ったエンタメ性が高い動画が好まれます。
- YouTube(横型プラットフォーム): 基本は横長動画(16:9)で、高解像度・高画質が求められます。YouTube内の動画広告の場合、スキップ可能広告なら5秒で飛ばされない工夫が必要です(5秒以内にブランドやフックを提示)。一方、YouTubeチャンネルに上げるコンテンツ動画であれば5分以上のしっかりした長さでも問題なく、むしろ内容の充実が重視されます。視聴者は腰を据えて視聴する傾向があり、ストーリー性や情報量を盛り込めます。音声もオンにして観る人が多く、ナレーションやBGMによる演出効果も活かせます。
- Facebook / Twitter(X) / その他SNS: これらも横動画に対応していますが、ユーザー行動はスクロールが基本なので短尺・無音対応は共通です。Facebookは比較的長め(30秒〜1分)の動画広告も見られやすい傾向があります。Twitterは自動再生されるため、やはり瞬発力のある視覚要素が重要です。
- Webサイト埋め込み・LP上の動画: 自社サイトやランディングページに掲載する動画の場合、基本は横長で制作しつつ、ファイルサイズを軽くする配慮が必要です。画質とデータ容量のバランスをとり、ページ表示を遅くしない最適化を行います。尺は1〜2分程度で商品の要点を伝えることが多いです。
このように、媒体によって縦型/横型・長さ・画面サイズ・音声の扱いなど注意すべき点が変わります。それぞれのプラットフォームに合わせた動画設計が必要です。
目的別おすすめ動画フォーマット
動画を使うマーケティング目的によっても、どの媒体・フォーマットが適しているか変わってきます。
- コンバージョン(CV)目的: 商品購入や問い合わせ獲得など直接的なCVが目的の場合、短くて強い訴求ができるSNS広告動画がおすすめです。InstagramやTikTokのフィード広告なら、ユーザーの興味を一瞬で捉えてサイトに誘導できます。縦型短尺で「○○%OFFキャンペーン実施中!今すぐクリック」といった明快なCTAを出すと効果的です。またYouTubeの6秒バンパー広告(スキップ不可の短い広告)もCV向きです。繰り返し露出することで記憶に残し、行動を促します。
- 認知拡大目的: とにかく多くの人にブランドや商品を知ってもらいたいなら、広いリーチが見込めるYouTubeが有力です。特にTrueView広告(スキップ可能広告)で興味関心の高い視聴者にリーチしたり、YouTube上に公式チャンネルを作って定期的にコンテンツ動画を発信するのも有効です。SNSでも拡散力の高いTikTokでバズを狙うのも認知には適しています(TikTokはフォロー外ユーザーにも表示されやすいため)。
- ブランディング目的: 企業イメージの向上やファンづくりが目的の場合、ストーリー性のある長尺動画が効果的です。YouTubeに3〜5分のブランドムービーを公開し、SNSではその短縮版やティザーを流してYouTube本編に誘導するといった連携が考えられます。またテレビCMに近いメッセージ重視の映像をFacebookなどで配信するのもブランディングになります。目的が購買ではないので、尺も内容も感情に訴える構成を重視します。
このように目的によって、「短く頻度高く見せる」「腰を据えて見せる」を使い分けると良いでしょう。
同じ内容でも媒体で変わる?見せ方の工夫事例
実際に、同じ商品の宣伝でも媒体に合わせて動画の見せ方を変えた例を紹介します。
ある新商品のガジェットを宣伝するケースで、
- Instagramストーリーズ広告版: 15秒縦動画。冒頭0.5秒で商品を画面どアップ、すぐ価格と割引訴求テロップ表示。「今だけ30%OFF」の文字を大きく出し、残り時間は使用シーンを高速編集で見せて、最後に「スワイプアップで詳細を見る→」のCTA。BGMは流行のアップテンポ曲を使用し、とにかく一瞬で目を引き購入意欲を刺激する作りにしました。
- YouTube紹介動画版: 3分横動画。冒頭は心掴む短いフック(5秒以内で商品が課題を解決するシーン)。その後、ナレーション付きで商品の特徴を順に紹介。実際の利用者インタビューや開発者コメントも交え、商品の価値を丁寧に伝える内容にしました。ラストにブランドロゴとウェブサイトURLを提示し、詳細説明やレビュー動画へのリンクも設定。
結果、Instagramの短い広告は大量のトラフィックを生み出し瞬発的な売上に貢献。一方YouTube動画は視聴者から「詳しくわかった」「信頼できる」と好評で、指名検索や公式サイトへの流入増加につながりました。同じ商品でも、媒体ごとに表現方法を最適化することで、それぞれのプラットフォームで最大の効果を出せた好例です。
このように「使い分け」+「連携」が動画マーケティング成功の鍵です。
動画制作に関するFAQ
用途に合った動画設計の無料相談へ
SNS広告用動画とYouTube動画の違いについて理解いただけたでしょうか。それぞれ一長一短があり、目的やターゲットによってベストな選択が変わります。「自社にはどんな動画が向いているのか分からない」「複数プラットフォームで展開したいが悩んでいる」という場合は、ぜひ無料相談をご利用ください。
弊社の動画マーケティング担当が、目的・予算を伺った上で最適な動画設計プランをご提案いたします。SNS向けの縦型動画からYouTubeチャンネル運用までトータルでサポート可能です。お気軽にお問い合わせいただき、各媒体で効果を最大化する動画活用を一緒に検討しましょう。
WEBマーケティングページに戻る

