新潟県新潟市で在宅テレアポとして活躍する61歳が語る買取アポ成功の秘訣

記事の内容
「電話一本で誰かの役に立てるなんて、本当に嬉しいです。」
そう語るのは、新潟県新潟市で在宅のテレフォンアポインターとして活躍中の佐藤さん(61歳)だ。
佐藤さんは自宅から電話をかけてお客様とのアポイントを設定する“在宅テレアポ”の仕事を始めて約2年半になる。かつて地元企業で長年勤め上げ、定年退職後に新たな働き方を模索する中でこの仕事と出会った。現在は、不用品の出張買取サービスに特化したテレフォンアポインターとしてコツコツ実績を積み重ね、毎週安定して二桁のアポイントを獲得している現役スタッフである。
今回は、テレアポの求人を在宅でお仕事として検討している方に向けて、佐藤さんの実体験をもとに在宅テレアポという働き方のリアルをお届けする。
きっかけは「もう一度社会と繋がりたい」という思い
――佐藤さんが在宅のテレアポの仕事を始めたきっかけを教えてください。
「私は60歳で前の会社を定年退職したのですが、しばらくすると毎日に張り合いがなくなってしまって…。
それまで朝早く出勤して忙しく働いてきたので、急に時間ができたときは嬉しい反面、このままでいいのかと不安になりました。まだ社会の役に立ちたいという思いが湧いてきて、『もう一度チャレンジしよう』と仕事探しを始めたんです。」
長年勤めた職場を離れた後、「今さら再就職なんてできるだろうか」という不安は大きかったという佐藤さん。しかし、「年齢を理由に家にじっとしているのは嫌だった」と語るように、第二のキャリアへ踏み出す意欲は消えなかった。
「正直、60代で新しい仕事に就くのは難しいと覚悟もしていました。実際シニアの再就職は厳しいってよく聞きますし、自分に何ができるか自信もなくて…。
家族からは『もうゆっくりすればいいのに』なんて言われましたが、このままじゃ終われないという気持ちが強かったんです。」
――在宅のテレアポという仕事にどうやって出会ったのですか?
「ハローワークや求人サイトで色々と探す中で、在宅ワークのテレフォンアポインター募集が目に留まったんです。自宅で働けて通勤の必要もないし、応募要項に『未経験OK』『シニア歓迎』『ノルマなし』と書いてあって、『これなら自分にもできるかもしれない』と思いました。
最初は電話営業の仕事に少し抵抗もあったんですが、説明会でパソコン一つで始められると聞き、思い切って挑戦してみることにしました。」
佐藤さんが応募したのは、自宅にいながら電話でアポイントを取る在宅テレアポスタッフの仕事だった。まったくの未経験からのスタートだったが、「年齢不問」「未経験歓迎」といったキーワードに背中を押され、「新しいことに飛び込むなら今しかない」と決心したという。
初めての在宅勤務、研修と最初の不安
――未経験で在宅テレアポを始めるにあたって、不安はありませんでしたか?
「もちろん不安はありましたよ。電話の仕事自体ほとんど初めてでしたし、在宅勤務も未知の世界でしたから。
面接もオンラインで受けたんですが、その時も声が震えるくらい緊張しましたね。それでも採用してもらえたときは本当に嬉しかったです。
ただ、いざ研修を終えて初めて一人で自宅から架電(電話をかける業務)するときは、『うまく話せるだろうか』『機械の操作についていけるかな』と心配でいっぱいでした。」
採用後は丁寧な導入研修が用意されており、電話で話す際のトークスクリプト(台本)の読み合わせやPCの操作説明など、基礎から学ぶことができたという。最初こそ緊張で声が震えた佐藤さんだが、チャットで繋がった同僚や担当スタッフのサポートもあり、「一人じゃない」という安心感を得られたことで徐々に不安が和らいでいった。
「研修中、『困ったことがあったらすぐ聞いてくださいね』と会社の方が励ましてくれたんです。おかげで孤独を感じずに、『よし、何とかやってみよう』と腹をくくれました。
パソコンも最初は心配でしたが、使い方は一から教わりましたし、業務用のソフトやIP電話のシステムも思ったより簡単でホッとしました。」
――初めてお客様からアポイントを取れたときのことを覚えていますか?
「はい、あれは始めてから数日後のことでした。最初は何度電話をかけても断られてばかりで落ち込んでいたんです。それでも一件一件あきらめずに電話をかけ続けていたら、あるお客様がじっくり話を聞いてくださって…。
最後に『じゃあ一度お願いしようかな』と言ってもらえたときは、思わず受話器を置いた後に小さくガッツポーズしました(笑)。『やっと誰かの役に立てた!』と思うと胸が熱くなりましたね。」
一人で電話をかけているとはいえ、その向こうには生活者の存在がある。初めてアポイントが取れた瞬間、佐藤さんは「社会人としての自分がもう一度目覚めたような気がした」と振り返る。電話の向こうでかけられた感謝の言葉が、大きな自信となって次の架電への原動力になった。
在宅テレアポの仕事内容と地元ならではのエピソード
――現在の佐藤さんの具体的なお仕事について教えてください。どのような流れでテレアポを行っていますか?
「私たち在宅テレアポの主な業務は、お客様にお電話をして訪問買取のアポイントを取ることです。専用のパソコンシステム上でお客様リストを確認し、1件ずつ発信していきます。通話はパソコンのソフトを通じたIP電話で行い、話した内容や結果はすぐにデータベースに記録される仕組みですね。
電話では最初に決められたトークスクリプトに沿ってご案内します。ただ、実際にお客様とやり取りする中で、『もっとこう言った方が興味を持ってもらえるかな』とか『このフレーズはやめた方がいいかな』とか、日々工夫や発見があります。」
佐藤さんはそうした気づきを都度社内チャットで共有し、スクリプト担当のスタッフが内容をアップデートしてくれるのだという。定期的にオンラインでチームミーティングもあり、在宅ながら周囲と連携して仕事を進められる点に安心感があると語る。
「自宅で一人で電話をしていると、コールセンターのような賑やかさはありませんが、そのぶん自分のペースで集中できます。困ったときはすぐにチャットで相談できますし、改善点があれば皆で情報交換してスクリプトを良くしていけるんです。そうやってチームで結果を出す雰囲気があるので、在宅でも孤独を感じませんね。」
――新潟という土地柄について、テレアポの現場で感じることはありますか?
「実は新潟市はご実家暮らしや持ち家の方も多く、『物置を片付けたい』という声をよくいただきます。雪の季節でも外に出ずにできるのが本当にありがたく、コツコツ続けるうちに毎週10〜12件ほどのアポを安定して取れるようになりました。
地域的に冬は雪かきで大変なご家庭も多いので、『寒い中出なくて助かったよ』と喜ばれるとこちらも嬉しいですし、地元の役に立てている実感がありますね。」
新潟県は冬の豪雪で知られる地域だが、在宅テレアポなら天候に関係なく自宅で完結できるため、佐藤さんは「雪国でも安心して続けられるのがありがたい」と語る。また、新潟市は大家族世帯も多く、倉庫や物置に眠った不用品の処分ニーズが高い傾向があるという。そうした地元ならではのニーズを敏感に汲み取りながら提案できる点も、土地勘のある佐藤さんの強みだ。積み重ねた経験と地域への理解が相まって、今では毎週二桁のアポイントを安定して獲得するまでになった。
「年齢は関係ない」と気付かせてくれた新しいやりがい
――在宅テレアポの仕事を通じて、佐藤さん自身にどんな変化がありましたか?
「一言で言うと、生きがいができました。電話越しではありますが、毎日いろいろな方とお話しする中で、『ありがとう、助かったよ』と感謝されることが増えて…この歳になっても誰かの役に立てるんだ、と実感できたんです。
お客様との対話を通じて学ぶことも多く、自分自身まだ成長できるんだなと気付かされました。何より、年齢は関係ないって思えたのが大きいですね。」
定年を迎えたあと、一時は「もう第一線には戻れない」と感じていた佐藤さん。しかし在宅テレアポの仕事で成果を出したことで、「60代からでも新しい挑戦はできる」という自信を得ることができたと言う。電話一本から始まる小さなご縁を積み重ねて社会と繋がり続ける日々は、佐藤さんにとって第二の青春のような充実感をもたらしている。
「最近は毎週のアポイント数を自分なりの目標にしてゲーム感覚で楽しむ余裕も出てきました。『今週はもう少し頑張ってみよう』とか『来週は新記録に挑戦だ』なんて、自分を鼓舞しながら取り組んでいます。電話越しに『助かったわ、ありがとう』と言っていただける度に嬉しくなって、『よし、もっと頑張ろう』って思えるんです。」
在宅ワークを目指す方へ、佐藤さんからのメッセージ
最後に、これからテレアポの求人を在宅で探している方々へ向けて、佐藤さんにメッセージを伺いました。
「最初は誰でも緊張しますし、うまくいかないこともあると思います。でも在宅テレアポは自分のペースで取り組める仕事ですし、周りのサポートもあります。年齢や経験は関係ありません。
私も全くの未経験から始めましたが、コツコツ続ければ必ず成果がついてきます。電話の向こうで誰かの役に立てたと感じられた瞬間、本当にやって良かったと思えるはずです。ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください!」

