WordPress SEOプラグインの活用とテクニカルSEO

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WordPress向けSEOプラグインとは?
WordPressにはSEO対策を支援する便利なプラグインが多数存在します。中でも代表的なのが「Yoast SEO」や「All in One SEO Pack」といった総合SEOプラグインです。これらは、サイトのタイトルやメタディスクリプションの最適化、XMLサイトマップ自動生成、ソーシャルメディア連携用のメタタグ設定など、SEOに必要な設定を一括して行える優れものです。
例えばYoast SEOを導入すると、各ページの編集画面でターゲットキーワードの入力欄が現れ、タイトル・見出し・本文にキーワードが適切に含まれているかや、コンテンツの読みやすさまでチェックしてくれます。まさにサイト運営者の強い味方といえるでしょう。

SEOプラグインでできること
総合SEOプラグインを活用することで、次のようなことが簡単に実現できます。
- タイトルタグ・メタディスクリプションの編集: 検索結果に表示されるタイトルと説明文をページごとに自由に設定可能。キーワードを含めつつ魅力的なテキストを設定することでクリック率(CTR)向上が期待できます。
- XMLサイトマップの自動生成: サイト内の全ページ一覧を含むXML形式のサイトマップを自動で作成し、検索エンジンに通知します。これにより、新規ページもインデックスされやすくなります(Googleサーチコンソールへのサイトマップ送信も忘れずに!)。
- 重複コンテンツの回避設定: WordPressではカテゴリーやタグのアーカイブページが重複コンテンツとなりがちですが、プラグインの設定でインデックスさせないよう制御できます(noindex設定)。検索結果に不要なページが出ないよう整理可能です。
- パンくずリストや構造化データの設定: テーマが対応していれば、パンくずリストを出力したり、構造化データをJSON-LD形式で自動埋め込みしてくれる機能もあります。これにより検索結果にリッチスニペット(例えばレビューの星評価やパンくず経路表示)が出る可能性も高まります。
- ソーシャルメディア用タグ: 記事をSNSでシェアした際に適切なタイトル・画像が表示されるよう、OGP(Open Graph Protocol)タグやTwitterカードタグを設定できます。SNSでの拡散による間接的なSEO効果も狙えます。
プラグイン導入時の注意点
便利なSEOプラグインですが、導入しただけで満足せず適切な設定を行うことが大切です。例えば、タイトルやメタディスクリプションは自動生成のままだと不十分な場合があります。必ず各主要ページで手動調整しましょう。また、設定項目が多岐に渡るため、公式のガイドや解説記事を参照しながら進めると安心です。
なお、Yoast SEOとAll in One SEO Packのように似た機能のプラグインを同時に複数使うのはNGです。競合して不具合が起きたり、設定が混在して混乱する恐れがあります。実績と人気のあるプラグインを一つ選び、使いこなすようにしましょう。
ワンポイント: プラグインはあくまでツールです。最終的にどんなタイトルやコンテンツにするかといった判断は人間が行う必要があります。プラグインの提案に従うだけでなく、自社の状況に合わせた最適化を心がけましょう。
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その他のテクニカルSEO施策
プラグイン以外にも、WordPressサイトで押さえておきたい技術的なSEO施策があります。難易度は様々ですが、SEOの土台を固めるために次のポイントを確認してください。
モバイルフレンドリー対応
現在のWebサイト運営ではモバイル対応は必須です。スマートフォンで閲覧したときに文字が小さすぎたりレイアウトが崩れたりしないよう、レスポンシブデザインのテーマを採用しましょう。Googleのモバイルフレンドリーテストを利用すれば、自サイトがモバイル対応できているか確認できます。モバイルで使いにくいサイトは検索順位でも不利になりますので注意が必要です。
常時SSL化(HTTPS)
サイトをHTTPSで配信する(常時SSL化)ことも、SEO観点で重要です。SSL証明書の導入によりURLが「https://」で始まるようになり、通信が暗号化されます。GoogleはSSL未対応のサイトを段階的に評価下げする方針を示しており、ユーザーも「保護されていない通信」の警告を見ると不安になります。多くのレンタルサーバーでは無料のSSL(Let’s Encryptなど)が利用可能なので、有効化していない場合は早急に対応しましょう。
構造化データの活用
検索結果での視認性を上げるために、構造化データのマークアップを検討しましょう。たとえば、会社の所在地や連絡先を構造化データ(OrganizationやLocalBusinessスキーマ)でマークアップしておくと、ナレッジパネルやリッチリザルトに情報が表示されやすくなります。WordPressではプラグインで対応するか、テーマの機能として組み込まれている場合もあります。
また、ブログ記事にFAQ形式のコンテンツを盛り込んでFAQスキーマをマークアップすれば、検索結果にQ&A形式のリッチリザルトが表示されることもあります。技術的な実装は必要ですが、差別化要素として取り組む価値があります。
ペナルティ対策とセキュリティ
技術的なSEOでは、ペナルティを受けないようにすることも大切です。例えば、悪意ある第三者によって自サイトにスパムリンクが大量に張られるなどした場合、サーチコンソールの「リンクの否認」ツールで対処することがあります。WordPressは世界中で利用されている分、脆弱性を狙ったハッキングも多いので、セキュリティプラグインを入れたり常に最新バージョンにアップデートするなどセキュリティ対策も怠らないようにしましょう。万が一改ざんされてスパムコンテンツを埋め込まれた場合、検索結果から除外(ペナルティ)されてしまうこともあります。
Googleサーチコンソールとアナリティクスの活用
最後に、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスには必ずサイトを登録しておきましょう。サーチコンソールではクロールやインデックスの状況、検索クエリごとの表示回数・クリック数、モバイルユーザビリティの問題点、被リンクの状況などSEO運営に欠かせない情報が得られます。アナリティクスではアクセス解析からユーザー行動を把握できます。これらのデータを元に、サイトの技術的な問題や改善効果をモニタリングし、次の施策に活かしていくことが重要です。
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まとめ:ツールと専門知識を味方に
WordPressはSEOに適した仕組みが多くありますが、適切に活用してこそ真価を発揮します。SEOプラグインを導入して基本設定を整え、モバイル対応・SSL・サイトマップ送信などの技術的施策をきっちり行えば、検索エンジンからの信頼性はぐっと高まります。
技術的な話になると難しく感じるかもしれませんが、今回紹介したプラグインやツールを使えば大半はクリック操作で完結します。もし途中で悩んだら専門家に相談し、正しい設定ができているか確認しましょう。
以上、長文の記事をご覧いただきありがとうございました。このWordPress SEO対策シリーズを参考に、一歩ずつ着実にサイト改善を進めていただければ幸いです。検索エンジンからの集客力アップに向けて、頑張っていきましょう!
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