涙と笑いを呼ぶ!結婚式エンドロール感動エピソード集

記事の内容
結婚式のエンドロールには、新郎新婦の感謝の想いが詰まっています。それが形になった瞬間、会場には感動の涙や思わず笑ってしまうような温かい空気が生まれることも。ここでは、実際にゲストの涙と笑いを誘ったエンドロールのエピソードをいくつかご紹介します。少人数でアットホームな結婚式を予定している方にも共感していただけるような、心温まる物語ばかりです。
エピソード1:亡き祖母へ届けたサプライズレター
新婦の華子さん(仮名)は、小さい頃から大好きだった祖母を半年前に亡くしていました。祖母に花嫁姿を見せられなかった心残りを抱えつつ迎えた結婚式。当日のエンドロール映像の最後に、新婦は祖母への手紙を綴ったサプライズメッセージを入れました。ゲストへの謝辞が一通り流れた後、「おばあちゃん、天国で見ていてくれてますか?」という直筆の文字とともに、祖母との思い出写真がスクリーンに映し出されたのです。会場は静かな感動に包まれ、新婦の両親や親族はもちろん、事情を知る友人たちの目にも涙が光りました。「ありがとう」を伝えるエンドロールに、天国の祖母もきっと微笑んでいたことでしょう。

エピソード2:まさかのNG集?!笑いに包まれた結びの映像
一方、都内で行われた別のカップルの結婚式。新郎新婦はゲストに笑顔で帰ってもらいたいと、エンドロールでちょっとユニークな演出をしました。披露宴の合間に撮影したゲストのコメント&ハプニング集をエンドロールに仕込んだのです。乾杯の挨拶で噛んでしまった友人スピーチや、余興リハーサル中におどける新郎新婦の姿など、敢えて舞台裏のNGシーンを編集した映像が流れると、ゲスト席からは笑い声が起こりました。「実はこんな裏側が!」というサプライズに、堅苦しくなりがちな披露宴の結びが和やかな笑いで満たされました。お開き後もゲスト同士で「面白かったね!」と話が弾み、笑いの力でみんなの心がひとつになったエンドロールでした。
エピソード3:全員に届けた感謝のメッセージ
少人数婚を選んだ東京のカップルは、ゲスト一人ひとりとの時間を大切にしたいと考えていました。エンドロールでは、招待した30名全員の名前と短いメッセージを表示することに。映像は新郎新婦の幼少期からの写真スライドショーで進み、最後のパートでゲストの名前とともに「○○さんへ:遠方から来てくれて本当にありがとう」「△△へ:いつも支えてくれて感謝!」といった個別メッセージが次々に映し出されました。普段なかなか言えない感謝の言葉に、受け取った友人たちは驚きつつも笑顔に。そして親御様へのメッセージでは、新郎新婦も思わず涙。それを見たゲストももらい泣きです。小規模だからこそできた全員へのメッセージ演出に、会場は温かな感動に包まれました。
エピソードから学ぶこと
これらのエピソードが示すように、エンドロール次第で披露宴のラストシーンは感動的にもユーモラスにも演出できます。共通しているのは、新郎新婦の「感謝を伝えたい」「笑顔になってほしい」という想いが込められていることです。ゲストとの距離が近い少人数の結婚式であればあるほど、その想いはダイレクトに伝わりやすいでしょう。エンドロール作りに迷ったら、ぜひ自分たちらしいエピソードやサプライズを織り交ぜてみてください。きっとゲストの心に残るフィナーレになりますよ。
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