「レタームービーにして本当によかった?」「やっぱり自分で読めばよかった…なんて後悔はない?」と不安に思っているプレ花嫁さんもいるかもしれません。そこで、実際に花嫁の手紙ムービーを取り入れた先輩花嫁(=卒花)たちのリアルな体験談を集めました。感想や家族の反応、やってみて感じたメリット・注意点など、生の声をまとめてご紹介します。きっとあなたの判断材料になるはずです。
卒花たちの声1:「緊張しないで想いを伝えられた!」
「私は人前で話すのが苦手で、本番で手紙を読める自信がありませんでした。そこでレタームービーにしたのですが、おかげで極度の緊張をせずに済み、笑顔で両親の顔を見ながら感謝を伝えられました。映像が流れている間、両親も泣き笑いしながら見てくれていて、その様子をしっかり目に焼き付けることができて幸せでした。式後に母から『あなたが堂々としてたから安心して見れたわ』と言われ、ムービーにして正解だったと思いました。」 (30代女性)
Point
「人前で読むのが苦手」という理由でレタームービーを選んだ卒花さん。結果的に緊張が和らぎ、両親の表情を見守る心の余裕も生まれたとのことです。自分が話さない分、会場を客観的に見られるのはムービーならではですね。「花嫁が落ち着いて楽しめた」というのは大きなメリットでしょう。
卒花たちの声2:「両親にDVDをプレゼント、すごく喜ばれました」
「私たちはプロフィールムービーもエンドロールも手紙ムービーも全部作って上映しました(笑)。中でも手紙ムービーは両親へのサプライズギフトとしても活用。披露宴で上映した後、式が終わってから『このDVD持って帰ってね』と両親に渡したら、本当に喜んでくれました。後日、『家でゆっくりまた見たよ。宝物だよ』と言ってもらえて、やってよかったと心から思いました。実家にはそのDVDが今も飾ってあります。」 (20代女性)
Point
この卒花さんは映像演出をフル活用したようですが、特に手紙ムービーは形に残る贈り物になったと語っています。披露宴という一度きりの場だけでなく、「後で何度も見返せる」ことは、両親にとっても大きな価値だったようです。実際、「式後に両親にデータやDVDを渡した」という話は他の先輩からも多く聞かれました。記念品として残せるのはムービー派の強みですね。
卒花たちの声3:「サプライズ成功!両親もゲストも号泣」
「最初、母は『手紙は生で読みなさい』と言ってたんです。だけど私はサプライズでムービーにしたくて内緒で準備し、当日ぶっつけで上映しました。結果…母は号泣、父も目を真っ赤にして喜んでくれました!ゲストにも『こんな手紙の伝え方があるんだね』『不意打ちで涙が出た』と言ってもらえました。後から聞いたら母は最初反対してたけど、実際見たら感動して「映画みたいですごく良かった」と手のひら返し(笑)。サプライズして本当に良かったです!」 (20代女性)
Point
ご両親へのサプライズとして秘密裏にムービーを用意したエピソード。お母様は当初は伝統的な朗読を望んでいたようですが、実際に見たら大感激という結果に。「手紙は生で」が一概に正解ではなく、ムービーでも十分心に響くことを証明しています。ゲストも驚いて涙したということで、サプライズ演出として大成功した例と言えます。ただし、親御さんが望む形を無視するのは難しいケースもあるので、この方のように「こっそり決行」は自己責任になりますが…見事にハマれば最高の形ですね。

卒花たちの声4:「唯一の心配、祖父母にも伝わるか?は杞憂でした」
「私の祖父母は80代で、披露宴にも出席してくれました。レタームービーにするにあたって唯一心配だったのが『高齢の祖父母には字幕を読むのが大変かも』という点…。そこで文字は大きくゆっくり、写真も祖父母がよく知るものを多めに入れるなど工夫しました。当日、祖父母は食い入るようにスクリーンを見てくれて、終わった後には『とっても良かったよ。ちゃんと読めたし懐かしかった!』と言ってもらえました。ほっとしましたし、対策してよかったです。」 (30代女性)
Point
高齢の列席者がいる場合の懸念「文字が読めるか?」についての体験談です。こちらの卒花さんはフォントサイズや表示速度を調整し、おじい様おばあ様にも配慮したとのこと。結果、しっかり伝わったようで安心です。これは大事なポイントで、他にも「目が悪い親のために一部音声も入れた」という方もいました。事前に家族の状況を考慮して工夫すればデメリットをカバーできる好例ですね。
卒花たちの声5:「自分も感動…作っているときから泣きました」
「私はムービーを自作しました。写真を選んだり文章を考えたりする中で、改めて両親への感謝が溢れてきて何度も泣きそうに…。当日も映像を見ながら号泣してしまいました(笑)。本番で読むのも感動すると思いますが、ムービーの場合準備の段階から感謝と向き合えたのがすごく良かったです。両親も『よくここまでまとめたね』と驚きつつ喜んでくれたので、手間をかけた甲斐がありました。」 (20代女性)
Point
DIYでレタームービーを作った方のエピソードです。自作は確かに手間も時間もかかりますが、その過程自体が両親との思い出を振り返る尊い時間になります。準備しながら感極まってしまう気持ち、想像できますね。当日読むのとはまた別の形で心に刻まれる体験だったようです。「自分で編集したおかげで思い入れが一層強くなった」と感じる花嫁さんは多いようで、苦労も報われる達成感が得られるとのことです。
卒花たちの声6:「後悔はゼロ。でも朗読派の意見も聞いて…」
「レタームービーにしてよかったことばかりで、正直後悔は全くないです。自分で読まなかったことへの寂しさも特に感じませんでした。ただ、友人に話すと『私は生で読んでもらいたい派かも』という声もあったので、価値観は人それぞれかなとも思います。私は映像好きだからマッチしましたが、『自分の声で届けたい』って人もいますよね。どちらが良い悪いではなく、自分たちらしく感謝を伝えられる方法を選ぶのが一番ですね。」 (30代女性)
Point
最後に、リアルな意見として「後悔ゼロ」の声を紹介しつつ、朗読派の存在にも触れています。実際、この方のようにムービーにして満足という卒花が大半でしたが、中には「やっぱり直接読めばよかったかな…」と感じた方がゼロとは言い切れません(少数ですが「声で伝えたかったかも」と後から思ったという話も聞きました)。結局は本人や家族がどう感じるか次第なので、「絶対ムービーが正解!」と決めつけることはできません。ただ、多くの卒花さんが「やってよかった」と笑顔で振り返っているのも事実です。

自分の心に正直に選ぼう
卒花たちの体験談から浮かび上がるのは、レタームービーにしたことで「緊張が和らいだ」「より感謝を深く感じた」「サプライズが成功した」「形に残せた」など多くのメリットがあったということです。皆さん口々に「本当にやってよかった!」とおっしゃっています。一方で、「親世代には朗読の方が…」「自分の声で伝えたい気持ちも…」という声も少しだけありました。
大切なのは、あなた自身とあなたの大切な人(両親)が納得できる形を選ぶことです。ムービーでも直筆の手紙でも、心を込めて「ありがとう」を伝えれば必ず思いは届きます。もしレタームービーに挑戦するなら、先輩たちの声を参考にしつつ、ぜひ自信を持って準備を進めてください。
感動の結婚式当日、あなたが選んだ方法で伝えた感謝の言葉は、きっと家族の胸にいつまでも残るでしょう。それが花嫁の手紙ムービーであれば、後から何度でも振り返ることができる素敵な記録にもなります。あなたにとって後悔のないベストな選択となりますように。式が終わったときに「これでよかった!」と笑えるよう、心から応援しています。