結婚式オープニングムービーでゲストを笑顔に!面白い演出アイデアから自作・費用まで徹底ガイド

記事の内容
新郎の健太さんと新婦の美咲さんは、来月に控えた結婚式の準備で大忙し!特に披露宴の最初に流す「オープニングムービー」をどうしようかと毎日話し合っています。社交的で場を盛り上げたい健太さんは「ゲストが爆笑するような面白い映像にしたい」と張り切り、一方デザインセンス抜群で穏やかな美咲さんは「笑いも欲しいけど、おしゃれで感動的な要素も入れたいな」と希望しています。お二人らしさを大切にしたいけれど、具体的に何をどう作れば良いのか悩みは尽きません。実は、オープニングムービーについて同じような悩みを抱えるカップルはとても多いんです。
こんにちは、ウエディングプランナーの高橋です!僕はこれまで数多くの新郎新婦をサポートしてきましたが、オープニングムービーは披露宴の幕開けを飾る大切な演出。だからこそ「ゲストに楽しんでもらえるかな」「自分たちらしい映像にできるかな」と不安になるお気持ち、すごくよく分かります。この記事では「結婚式 オープニングムービー」に関する疑問や不安をまるっと解決!基本情報からみんなの悩み、ゲストが爆笑&感動するアイデア集、自作 vs 外注の比較、気になる費用相場と節約ポイント、さらには制作の手順と注意点まで、余すところなくお伝えします。新郎新婦のお二人に寄り添い、「こんな演出、盛り上がりますよ!」というプロならではの提案も交えていきますね。それでは、一緒に最高の披露宴の幕開けを作り上げる準備を始めましょう!

1. オープニングムービーとは?
まず改めてオープニングムービーとは何かを押さえておきましょう。オープニングムービーとは、披露宴の冒頭で新郎新婦入場の直前に上映する映像演出のことです。簡単に言えば、「これから披露宴が始まりますよ!」とゲストに伝える合図の役割を果たすムービーですね。内容は新郎新婦からゲストへの挨拶やメッセージが中心で、「本日はお越しいただきありがとうございます!どうぞ楽しんでいってください」という感謝と歓迎の気持ちを伝えます。映像が終わると同時に入場曲が流れて扉が開き、新郎新婦が登場…という流れが一般的です。
披露宴では他にもプロフィールムービー(新郎新婦の生い立ち紹介)やエンディングムービー(お礼のメッセージ映像)などがありますが、オープニングムービーはそれらとは目的や内容が異なります。プロフィールムービーが生い立ちや馴れ初めを詳しく紹介するのに対し、オープニングムービーは披露宴の開始を告げて会場の雰囲気を盛り上げるのが目的。長さも1分半~3分程度と短めでサクッと観てもらえるのが特徴です。そのため堅苦しい紹介は最小限にして、ゲストへの感謝やこれから始まるパーティーへのワクワク感を演出する内容が喜ばれます。実際、『ゼクシィ結婚トレンド調査2023』によれば、披露宴で映像演出を行った人のうち約71%がオープニングムービーを取り入れたというデータもあります。今や多くのカップルにとって定番の演出と言えるでしょう。
内容に明確な決まりはありませんが、よくある構成としては例えば次のような流れがあります。まずオープニング(タイトル)で日付や新郎新婦の名前を表示し、続いて新郎新婦からゲストへの挨拶メッセージを簡単に紹介。余興の依頼者や主賓などゲストの紹介を入れるパターンもあります。そして最後に「5,4,3,2,1…」といった入場のカウントダウンを入れて映像が締まり、扉がバーンと開いて入場!なんて演出も盛り上がる定番です。もちろん構成は自由なので、お二人の個性に合わせてアレンジできます。要はゲストが「おお、いよいよ始まるぞ!」と高揚感を持てる内容にすることが大切なんですね。
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2. 実はみんな悩んでる?よくあるお悩みTOP3
「うちも健太さんたちと同じように悩んでる…」と感じている新郎新婦さん、ご安心ください。オープニングムービーについては実は多くのカップルが頭を悩ませているんです。ここでは、新郎新婦からよく聞く代表的なお悩みTOP3をご紹介します。当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
- 「面白いオープニングムービーにしたいけど、ネタや構成が思いつかない…」
披露宴のスタートだからこそゲストに笑って楽しんでほしい!でも具体的にどんな内容にすれば面白いのか分からないという声はとても多いです。「ありきたりにならないようにしたいけどアイデアが浮かばない」「ウケを狙ってスベったらどうしよう…」と不安になりますよね。特にユーモアを入れるとなるとセンスが問われる気がしてプレッシャーを感じるもの。でも大丈夫、面白い演出アイデアは後ほどたっぷりご紹介しますのでご期待ください! - 「自作するか外注するか、どっちにすればいいの?」
オープニングムービーを手作り(自作)するか、それともプロに依頼(外注)するかは多くの新郎新婦が迷うポイントです。自分たちで作れば費用は抑えられるけどクオリティや手間が心配…かといって業者に頼むとお金はかかるし、出来上がりがイメージ通りになるか不安。どちらにもメリット・デメリットがあるので悩ましいですよね。この問いについても自作派・外注派の比較をしっかりお伝えします! - 「オープニングムービーって必要?時間や予算的に無理せず省略しちゃダメ?」
そもそもオープニングムービーをやるかやらないかで悩むケースもあります。結婚式準備は他にもやること盛り沢山なので、「無理に用意しなくても良いのでは…?」と考える方も。確かに必須ではありませんが、オープニングムービーには披露宴を盛り上げる大きな効果がありますし、上手に作れば短時間でゲストに楽しんでもらえるコスパの良い演出でもあります。あとから「やっぱり作ればよかった…」と後悔する先輩花嫁さんもいるので、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。時間や予算を抑えるコツも後ほど紹介します。
いかがでしょう?心当たりのあるお悩みはありましたか?健太さんも「自分で作りたいけど仕事が忙しくて時間がないし…どうしようかな」と悩み、美咲さんも「面白さとおしゃれさ、両立するムービーなんて作れるの?」と心配していました。でも大丈夫、お二人の不安はこれから一緒に解消していきましょう!次は、ゲストに喜んでもらえる具体的な演出アイデアを見ていきますよ。
3. ゲストが爆笑&感動!おすすめ演出アイデア
「披露宴のオープニングでゲストが爆笑して、時にはほろりと感動するようなムービーにしたい!」――そんな願いを叶えるためのアイデアを、ウエディングプランナーである僕の経験からおすすめしちゃいます。実際に盛り上がった事例も交えつつ、面白いオープニングムービーに仕上げるヒントをご紹介しましょう。お二人に合いそうなネタはあるか、ぜひ想像しながら読んでみてください!
- 映画やドラマのパロディ: 定番ですがウケます!有名な映画予告編やドラマのオープニングを真似して自分たちバージョンで作るアイデアです。例えば、人気アクション映画の予告風に新郎新婦を紹介したり、某有名番組のタイトルコールを真似して笑いを誘ったり。過去にはスターウォーズ風にオープニングロールテロップを流したり、ジブリ映画の音楽に乗せてアニメ風に仕立てたりしたカップルも。ゲストも知っているネタだと「おっ、〇〇のパロディだ!」と一気に引き込まれて盛り上がります。コスプレや小道具を使って撮影すればインパクト大ですよ。
- ミニドラマ仕立てのストーリー: 新郎新婦が主演となり、短いコメディドラマ風の映像を作るのも爆笑必至です。例えば「結婚式前夜」のドタバタ劇を演じてみたり、二人の出会いを面白おかしく再現したり。ある結婚式では、新郎新婦と友人たちが協力してヒーロー映画さながらのアクションムービーを撮影!新郎が怪獣から新婦を救うストーリーで、ゲストは大爆笑とともにクオリティの高さに感心していました。演技に自信がなくても大丈夫、むしろ素人感が出るほどほほえましくてウケるもの。お二人らしい設定で自由に演じてみましょう。
- フェイクドキュメンタリー(情熱大陸風など): 一見真面目なドキュメンタリー番組風に始まって、途中から笑いを仕込むパターンです。たとえば「情熱大陸」のようにインタビュー形式でお互いを語る映像にし、前半は感動的に見せておいて後半でボケを連発するなど緩急をつけると◎。実際に新婦パートはしっとり感動的なインタビュー→新郎パートで珍回答連発という構成の面白ムービーがあり、真面目と笑いのギャップで会場は笑いに包まれていました。最初はしんみり見せておいて最後にオチをつける、笑いと感動の二段構えの演出です。
- 写真+コメントでクイズやゲーム風: 撮りためた写真やエピソードを活用して、ゲスト参加型の演出にする方法もあります。例えば二人の子ども時代の写真を出して「この写真は新郎?新婦?クイズ」をしたり、思い出の写真とともに○×クイズを出題するムービーはいかがでしょう?ゲストが画面を見ながらクイズに答え、正解発表とともに入場…なんて流れも一体感が生まれて盛り上がります。ほかにもゲストにまつわる写真を入れて「本日お越しの〇〇さん、映ってますよ~!」とコメントを添えれば会場は笑顔に。写真+テロップの工夫次第でユーモアたっぷりの演出が可能です。
- おしゃれ映像にサプライズ演出: 笑いだけでなく「おお、素敵!」と感嘆させるアイデアも取り入れたいですよね。例えば前撮りのロケーション動画やドローン撮影を駆使して、映画のオープニングのように美しく壮大な映像から始めるのも一手です。自然の中で撮った爽やかなシーンから急にコミカルなオチが入るなど、ギャップで笑わせることもできます。また、ラストにカウントダウンやサプライズメッセージを仕込むのも感動ポイント。映像の最後に「Welcome to our party!!」と大きく表示して一気に入場につなげれば、ゲストも拍手喝采で迎えてくれるでしょう。笑いと感動をバランスよく織り交ぜて、お二人ならではのドラマチックなオープニングを演出してください!
いくつかアイデアをご紹介しましたが、「これいいかも!」と思えるものは見つかりましたか?健太さんは映画好きということで「パロディ系やりたい!」と目を輝かせ、美咲さんも「子供の頃の写真クイズとか温かみがあっていいね」と乗り気になってきました。ポイントは、お二人の個性や趣味を活かすことです。笑わせるにしても感動させるにしても、型通りではなく「そのカップルらしいね!」と言われる演出にするとゲストの心にも残りますよ。僕もプランナーとしてお二人の人柄を伺いながら「じゃあこんなのはどう?」とアイデアを一緒に練っています。ぜひ楽しみながら企画してみてくださいね!
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4. 自作と外注、どっちがいい?メリット比較
アイデアが固まってきたら次に考えるのが制作方法です。「自分たちで自作するか、業者に外注するか」は悩みどころですよね。ここでは自作と外注それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。健太さんと美咲さんのように迷っている方は、ぜひ判断材料にしてください。
- 自作するメリット: なんといっても費用を節約できること!後述しますが業者依頼だと数万円はかかるところ、自作なら基本的にパソコンやスマホさえあればほぼノーコストで作れます。また自分たちの思い通りに好きな演出や編集ができる自由度も大きな魅力。「ここでもう一ネタ入れたい」「写真をもう一枚追加したい」と思った時にサッと対応できる柔軟さは自作ならではです。何より手間ひまかけて作ったムービーは愛着もひとしおで、ゲストから好評をもらえた時の喜びは格別ですよ。
- 自作するデメリット: 一方で時間と労力がかかります。動画編集に不慣れだと思いのほか大変で、「締め切り間近なのに全然進まない!」と徹夜作業になるケースも…。クオリティも本人のスキルに左右されるため、凝ったことをしようとすると難しく感じるかもしれません。また使用する音楽や映像の著作権管理など、プロなら任せられる細かな手続きも自分で対応する必要があります。披露宴直前は他の準備も忙しいので、時間に余裕があるか冷静に見極めることが大切です。無理して自作して体調を崩しては元も子もありませんからね。
- 外注するメリット: プロに依頼すればやはり完成度の高い映像が期待できます。映像制作会社はテンプレートも豊富で編集スキルも確かなので、クオリティ面での安心感はピカイチ。「こんな感じにしたい」と要望を伝えれば、センス良く形にしてくれる心強さがあります。忙しいお二人にとって手間が省けるのも大きな利点ですね。また業者によっては披露宴当日の会場スクリーンに合わせた調整や、著作権処理などもまとめて対応してくれるため、トラブルなくスムーズです。プロの力を借りて万全の状態で本番を迎えられるのは外注のメリットと言えるでしょう。
- 外注するデメリット: デメリットはやはり費用がかかること。後で詳しく触れますが、依頼先によりますが1本あたり数万円の制作料が必要です。式場提携の業者だとさらに高額になるケースもあります。また自分たちのイメージを伝える手間もかかります。「こんな風にしたい」というのをヒアリングや打ち合わせで伝えたり、写真素材を準備して渡したりといった作業は発生します。出来上がった映像がイメージと違った場合の修正依頼なども、伝え方によっては難しいこともあります(多くの会社は柔軟に対応してくれますが)。つまりお金は払うけど自分たちの理想通りになるとは限らない部分がジレンマですね。
健太さんご夫妻も最初は「クオリティ重視なら外注かな?」と考えていましたが、アイデアを練るうちに「せっかくだから手作りしてみたい!」と気持ちが傾いてきたようです。僕としては、お二人が楽しんで取り組めるなら自作も大賛成ですし、逆に忙しすぎてしんどそうなら無理せず外注を勧めます。どちらが良いか正解は人それぞれ。実際、ある調査では自作したカップルが約46%、外注したカップルが約52%と半々という結果も出ています。お二人に合った方法を選びましょう。ちなみに「一部は自作して一部は外注」という選択をするケースもありますよ(例えばプロフィールムービーは自作、オープニングは外注など)。柔軟に検討してくださいね。
5. 実際いくらかかる?費用相場と節約ポイント
次に気になるのは費用の相場ですよね。結婚式は何かとお金がかかるので、オープニングムービーにどれくらい予算を見ておけばいいのか把握しておきましょう。さらに少しでも節約するコツも伝授します!
オープニングムービーの費用相場
まず外注する場合の費用相場です。依頼先によって幅がありますが、一般的には1本あたり約2万~4万円が相場と言われています。例えば専門の結婚式ムービー制作会社に頼むとこのくらいの価格帯が多いですね。凝った演出やフルオーダーだともう少し高くなることもあります。一方、結婚式場の提携業者に依頼する場合はパック料金で5~8万円(オープニング・プロフィール・エンディング3本セットの場合)程度になることもあります。式場経由は安心ですが中間マージンが乗る分割高になる傾向があります。なお、外注でもネット上のテンプレートサービスを使えば1本1万円台でできるリーズナブルなところもありますよ。いずれにせよ、外注の場合は数万円単位の出費を見込んでおきましょう。
では自作する場合の費用はというと、基本的にはほぼゼロ円~数千円で済みます。手持ちのPCやスマホで無料ソフトやアプリを使えばお金はかかりません。ただし、より凝った編集をしたくて有料ソフトを購入したり、有料の音楽・素材を使う場合はその代金が数千円~かかるくらいです。また意外な盲点として、完成した映像データをDVDに書き出す場合のディスク代や書き込みサービス料(業者に頼むと数千円)などもあります。最近は会場にデータ納品もできますが、形式指定でDVDが必要なこともあるので確認しましょう。自作の場合の主な“コスト”はお金より時間と労力ですが、お財布的にはとても優しいですね。
費用を節約するポイント
少しでも費用を抑えたいお二人のために、節約のコツをいくつかお伝えします。
- 早割・パック割を利用: 外注する場合、早期申し込み割引や複数ムービー依頼のセット割引を用意している業者が多いです。「プロフィールムービーも一緒に頼むから割引」というケースもあるので、まとめて依頼するなら要チェック。早めに動いておくとお得になりやすいですよ。
- 持ち込み料に注意: 式場提携ではなく外部業者に依頼したり自作した映像を持ち込む場合、会場側で持ち込み料が発生することがあります。例えば「映像持ち込み料○万円」などです。これは式場によって異なりますが、下手をするとせっかく安く自作しても持ち込み料でトントン…なんてことも。事前にプランナーや会場に持ち込み料の有無・金額を確認し、必要なら交渉してサービスしてもらえないか相談してみましょう。
- 無料素材・テンプレートを活用: 自作派の節約ポイントとして、無料の編集ソフトや素材をフル活用しましょう。幸い今はスマホアプリでも無料で高機能な編集ツールが揃っていますし、写真や音楽もフリー素材サイトがあります。ただし音楽は著作権に注意が必要なので、後述の注意点を守って選んでくださいね。結婚式ムービー用にテンプレートを提供しているサイトもあります(写真とテキストを入れ替えるだけでそれっぽく作れるもの)。そうしたテンプレートは時間短縮にもなり、初心者でもクオリティを上げやすいのでおすすめです。
- 友人に協力をお願い: 周りに動画編集が得意な友人がいれば手伝ってもらうのもアリです。「プロに頼むほどではないけど自分たちだけでは不安…」という場合、信頼できる友人に相談してみましょう。友人価格で安く…というのはお願いの仕方に注意が必要ですが、好意で引き受けてくれるならお礼をして頼むのも一つの方法です。ただしお願いしすぎて相手に負担をかけないよう配慮はお忘れなく。
こうした工夫で、我慢するところは我慢しつつお金をかけるべきところにはかけるというメリハリが大事です。健太さんと美咲さんも「プロフィールムービーは予算の都合で作らないけど、その分オープニングは凝りたいね」と優先順位を話し合っていました。ぜひお二人の中でやりたい演出の優先度を相談しながら、上手に費用調整してくださいね。
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6. ムービー制作の手順と注意点
いよいよ「じゃあ実際に作ってみよう!」となったら、具体的に何から始めてどう進めればいいか知っておきましょう。ここではオープニングムービー制作の基本手順と、成功させるための注意点をまとめます。自作する場合だけでなく、外注する場合も知っておくと役立つポイントですよ。
オープニングムービー制作の基本手順(自作の場合)
実はオープニングムービー作り、初めてでも意外と何とかなるものです!以下が一般的な手順です。
- コンセプトや流れを考える: まずはテーマやストーリー、全体の構成をざっくりとプランニングしましょう。「コミカルな寸劇風にして最後は感謝のメッセージで締めよう」「写真メインでシンプルにしよう」など、お二人のやりたいイメージを共有します。ここが土台づくりですね。
- 素材(写真・動画)を集める: プランに沿って必要な素材を準備します。二人の思い出写真や前撮り写真、当日紹介したいゲストの写真などをピックアップ。足りなければ新たに撮影も検討しましょう。例えば挨拶シーンの動画をスマホで撮るとか、友人に協力してもらいインタビュー映像を撮るなど。素材集めは早めに着手しておくと安心です。
- BGM(音楽)を用意する: 流す音楽も重要な演出要素です。お二人の思い出の曲や映像の雰囲気に合う曲を選びます。ただし著作権の問題があるため後述の注意点を必ず確認してください。場合によっては式場で使用可能な曲のリストから選ぶか、フリー音源を使う必要があります。先に会場にこの曲使える?と相談してから選定すると安心です。
- 編集ソフトやアプリで制作: 素材が揃ったらいよいよ編集!パソコンならWindows付属の「フォト」やMacの「iMovie」など無料ソフトがありますし、スマホアプリでもOKです。写真や動画クリップをタイムラインに並べてBGMと合わせ、必要に応じてテロップ(文字)も入れます。難しく聞こえるかもしれませんが、最近はテンプレートに沿って入れるだけで形になるアプリも多いのでご安心を。例えばiPhone標準のiMovieは初心者にも使いやすく、結婚式ムービー用テンプレートもあります。PowerPointでスライドショーを作って動画化する猛者もいます(実際パワポ愛用者も結構います)。まずは色々試してみて使いやすいツールを選びましょう。
- 仕上げ調整と確認: 一通り編集ができたら、何度か見直して細かい調整をします。音楽と映像のタイミングを合わせたり、テロップの誤字がないかチェックしたり。完成したらプランナーさんにも確認してもらいましょう。「ゲスト紹介の名前、この漢字合ってる?」など第三者に見てもらうと安心です。可能であれば式場のプロジェクターで試写(テスト上映)させてもらえるとベスト。本番で「あれ?映像が映らない!」なんてことを防ぐためにも、早めに動作確認しておきましょう。制作期間は内容によりますが、3日~1週間程度で仕上げる人が多いようです。ギリギリにならないよう計画的に進めましょう。
制作時の注意点
続いて、オープニングムービーを成功させるために気を付けておきたいポイントをいくつか挙げます。自作の場合はもちろん、外注でも知っておくと役立ちますよ。
- 会場に事前確認を!: 映像を上映するにあたり、会場側のルールや設備の仕様を必ず事前に確認しましょう。具体的には、持ち込み映像の形式(ファイル形式や解像度、画面比率など)や音源使用の制限などです。会場によっては「著作権保護のため市販の音楽CDは使用NG」「映像はDVDで提出」など決まりがあります。プランナーさんに「自作ムービーを流したいのですが注意点ありますか?」と早めに相談することが大切です。
- 著作権に注意(音楽の扱い): 結婚式で流す音楽には著作権の申請が必要なケースがあります。特に映像に市販曲を直接入れて音を出す場合は要注意。多くの式場では、映像のBGMは入れずに当日会場側で正式に用意した音源を流す方法を推奨しています。例えばお気に入りのJ-POPを使いたいなら、その曲のCDを式場に提出し、映像は無音で納品→本番はCD音源をシンクロ再生、といった具合です。このあたりも会場と相談し、違法にならない形で音楽を使うようにしましょう。フリー音源を使う場合も念のため確認を。
- 映像の長さと構成: オープニングムービーは長すぎるとダレてしまいます。【3分以内】を目安にコンパクトにまとめましょう。ゲスト紹介や凝った演出を詰め込みすぎると時間オーバーになりがちなので、取捨選択が大事です。また画面の見やすさにも配慮を。写真や文字はできるだけ大きく、シンプルにして後ろの席の方にも伝わるようにしましょう。凝ったエフェクトを多用しすぎるより、伝えたいメッセージがストレートに届く構成を意識すると失敗が少ないです。
- 当日の流れと連携: オープニングムービーは入場とワンセットの演出です。当日は映像オペレーターやスタッフとタイミングを打ち合わせておきましょう。「映像が終わって○秒後に扉オープン」など細かい段取りを共有することで、スムーズでかっこいい演出が実現します。特にカウントダウン演出を入れた場合、ドアオープンのタイミング命!なので、リハーサルできるならお願いしてください。
以上が主な注意点です。自作する場合は確認事項が色々あって大変に感じるかもしれませんが、ひとつひとつクリアしていけば大丈夫。外注する場合も、自分たちが知らないと会場との調整漏れが発生することもあるので、基本知識として押さえておくと安心です。健太さんと美咲さんも、音楽の扱いについては「なるほど、そういう方法があるんですね」と驚いていました。分からないことは遠慮せずプランナーや業者に質問しながら、万全の準備を進めましょう!
7. 最高の披露宴の幕開けにするために
お疲れさまでした!ここまで結婚式オープニングムービーについて、基礎から応用まで一気にご説明してきました。イメージは膨らみましたでしょうか?最後に内容を振り返りつつ、最高の披露宴の幕開けを演出するためのエールを送らせてください。
オープニングムービーは、披露宴というパーティーのファーストインプレッションです。ゲストの皆さんに「今日の結婚式、絶対楽しいぞ!」と思ってもらえるかどうかは、この数分の映像にかかっていると言っても過言ではありません。だからこそ悩みもしますが、その分工夫とアイデアのしがいがある演出ですよね。
悩んだときはぜひ、原点に立ち返ってお二人らしさを大切にしてください。奇をてらわなくても大丈夫。「こんな風に感謝を伝えたい」「二人とも笑顔で楽しめるものにしたい」そんな気持ちを軸に考えれば、自然と方向性は見えてくるはずです。ゲストはお二人の親しい方ばかりですから、肩の力を抜いて、等身大のメッセージを届けましょう。それが一番心に響きます。
そして準備を進める中で、もし困ったことや迷うことがあれば周りに頼ってください。僕たちプランナーや映像制作のプロはもちろん、既に結婚式を挙げた友人の体験談も役立つでしょう。みんなお二人の門出を最高の形にしたいと願っていますから、きっと力になってくれるはずです。
健太さん&美咲さんも、最初は不安げでしたが今では「ゲストが笑ってくれるシーンを想像するとワクワクしてきた!」と笑顔で準備を進めています。準備段階から楽しむことも大事なポイントですよ。当日の映像が成功すればゲストはもちろん、お二人自身も「頑張ってよかった!」と達成感で幸せな気持ちになれるでしょう。
結婚式当日、オープニングムービーが流れ終わった瞬間に起こる笑い声や拍手――それは間違いなく最高の披露宴の幕開けです。この記事がお二人のオープニングムービー作りのヒントになれば幸いです。ぜひ心を込めて準備を進めて、ゲストにとってもお二人にとっても忘れられないひとときを演出してくださいね。応援しています!
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