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【CVR改善施策まとめ】UI/UX・フォーム最適化・A/Bテストでコンバージョン率を劇的アップ

【CVR改善施策まとめ】UI/UX・フォーム最適化・A/Bテストでコンバージョン率を劇的アップ

記事の内容

自社サイトのCVRを向上させるための具体的な施策を解説します。A/Bテストの進め方、UI/UXの改善ポイント、フォーム最適化(EFO)、広告や流入段階での工夫など、コンバージョン率アップに効果的な手法を幅広く紹介します。中小企業のWeb担当者でも実践しやすいよう、優先度の高い施策から順に具体例を交えて説明します。

1. ユーザー視点のUI/UX改善

ファーストビューの最適化

訪問して最初に目に入るファーストビュー(LPやトップページの画面上部)はCVRに直結する重要ポイントです。ユーザーが離脱するか続けて読み進めるかの分かれ目でもあります。以下を意識しましょう。

  • 価値提案を明確に: ユーザーが求めているであろう価値や解決策を、一目で伝える見出しやキャッチコピーを配置します。「このサイトには自分の求めるものがある」と思ってもらえる内容を心がけます。
  • ビジュアルで訴求: テキストだけでなく関連性の高い画像や動画を用いて直感的に訴求します。ただし重すぎる動画は読み込み遅延につながるため要注意です。高齢者対象なら落ち着いたデザイン、若者対象ならポップにするなど、ターゲットに響くデザインにします。
  • 不要な要素を削る: ファーストビューに情報を詰め込みすぎると焦点がぼやけます。場合によってはソーシャルメディアボタン等を敢えて外すのも手です。実際、SNSシェアボタンを削除しただけでCVRが約12%向上した例もあります。ユーザーの注意をコンバージョン行動に向けるため、余計なリンクやボタンは置かない勇気も必要です。

オルビスの事例でも触れましたが、ファーストビュー改善でCVR1.2倍など成果が出ています。まずはここから手を付けるのがおすすめです。

ナビゲーションと導線の見直し

ユーザーが欲しい情報にスムーズに辿り着けるサイト構造になっているか確認します。

  • グローバルメニュー: ページ上部のメニューは分かりやすいラベルで項目を配置します。カテゴリが多すぎる場合はグループ化し、「製品一覧」「料金」「お客様事例」「お問い合わせ」など主要導線を目立たせます。
  • CTAの配置: コンバージョンボタンやリンク(CTA)は目立つ色・大きめのボタンで設置し、スクロールしても常に画面内にある状態(ステッキーヘッダーやフッター配置など)にするとクリック率が上がります。CTAまでの導線を可能な限り短くし、ユーザーが迷わず行動できるようにします。
  • 内部リンク: 関連情報へのリンクを文中や下部に用意し、ユーザーの疑問点をすぐ解消できるようにします。例えばサービス説明ページからFAQや事例ページへのリンクを貼るなど、一つのページで完結しない情報はシームレスに遷移させます。

導線設計で大事なのは、「ユーザーが次に何をすべきかを常に提示する」ことです。ページ末尾にCTAがなかったり、リンクがテキストだけで目立たないと、ユーザーはそこで離脱してしまいます。常に次の一手をガイドしましょう。

モバイルユーザーへの配慮

現在はモバイル経由のアクセスが大半を占める業界も多く、モバイルでのCVR最大化は重要です。注意点は以下の通りです。

  • モバイル最適化: スマホ画面でテキストやボタンが見切れていないか、タップしやすい大きさか確認します。PC版をそのまま縮小表示ではなく、レスポンシブ対応でスマホ用に再配置しましょう。
  • 読み込み速度: モバイルは通信環境が不安定な場合もあるため、ページ軽量化が重要です。画像圧縮、不要スクリプト削減、AMP対応などで高速化し、離脱を防ぎます。
  • 電話や地図連携: 業種によりますが、電話問い合わせや店舗案内がコンバージョンの場合、スマホからワンタップで発信・地図表示できるボタンを配置するなど、ネイティブ機能を活かすとCVR向上につながります。

Walmart.caのケースでは、タブレットやスマホ利用者が多いと分析し完全レスポンシブ化したことでコンバージョン20%増と成功しました。自社サイトも改めてモバイルでの使い勝手をチェックしてみましょう。

2. コンバージョン要素(CTA・フォーム)の改善

CTA(コールトゥアクション)の最適化

CTAとはユーザーに行動を促すボタンやリンクのことです。CVR向上にはCTAの出来が肝心です。

  • 文言チューニング: 「お問い合わせはこちら」より「〇〇について相談する(無料)」の方が具体的で押されやすいなど、言い回しでクリック率が変わります。ユーザーのメリットが伝わる言葉を選びましょう。「無料」という言葉を敢えて外した文言が功を奏しています。色々テストしてみる価値があります。
  • デザインと動き: 色はサイト全体の配色とコントラストがつく色にします。主要CTAは目立つ色(オレンジやグリーンなど)で、ホバー時に明度が変わるなど反応があるとクリック誘導につながります。またボタンに矢印アイコンを入れるなど視覚的な工夫も有効です。
  • 配置数: 重要なCTAは各主要セクションに何度か登場させます。ユーザーが「よしクリックしよう」と思った瞬間に近くにCTAがある状態が理想です。スクロール追従の固定CTAや、長い記事内で2〜3回ボタンを配置するなどの施策を取りましょう。

フォーム最適化(EFO: Entry Form Optimization)

フォームでの離脱はCVR低下の大きな原因です。フォーム送信をコンバージョンとする場合は特に、以下の改善で完了率アップを狙います。

  • 項目削減: 本当に必要な情報だけを入力してもらうようにします。「会社名は任意入力にする」「住所入力を郵便番号から自動補完する」など、ユーザーの手間を省きましょう。1項目減らすだけでも完了率が上がることがあります。
  • ステップ分割: 長大なフォームは途中で嫌になります。入力プロセスを2〜3ステップに分け、進捗バーを表示するなどすると離脱が減るケースがあります。特にECのチェックアウトなどは「情報入力」「配送・支払」「確認」と段階を踏ませることで心理的負担を和らげます。
  • エラーメッセージのUX改善: 入力ミス時のエラー表示が分かりにくいとユーザーは諦めて離脱します。リアルタイムバリデーションで間違いを即指摘したり、エラー箇所を赤枠表示+具体的な指示を添えるなどして、最後まで完了してもらう工夫をします。
  • フォーム自体のUI: 十分な大きさの入力枠、選択肢はドロップダウンよりラジオボタンで一覧表示、モバイルでは数字キーボードを出す、といった細かい配慮が入力ストレスを下げます。

フォーム改善(EFO)はCVR改善の定番施策で、各社の成功事例も豊富です。導入が難しければ、フォーム最適化ツール(例えばフォームアシストツール)を利用するのも手です。

3. トラフィックとターゲティングの質向上

適切な集客で質の高い訪問者を増やす

CVR = コンバージョン数/訪問者数 ですから、分母にあたる訪問者の質も重要です。的外れなユーザーが多数訪れる状態ではCVRは下がってしまいます。そこで以下のような部分を見直してみましょう。

  • 広告の精度向上: 広告出稿している場合、キーワードやオーディエンスを見直し、興味の高い層に絞り込みます。例えば広すぎるキーワードを除外し、より購入意向の高い検索意図を持つキーワードに注力します。Facebook広告等でも年齢・地域・興味関心を最適化し、無駄クリックを減らします。
  • チャネル最適化: SNSからの流入が多いが冷やかしが多いなら、コンバージョンに結びつきやすいチャネル(例えばリスティングやリマーケティング)に予算を振り向けるなど、流入元の配分を見直します。高CVRなチャネルを強化し、低CVRチャネルを改善または縮小する戦略です。
  • コンテンツマッチ: ユーザーがクリックした広告や検索結果の文言と、着地ページの内容が食い違っていないか確認します。釣りタイトルで集客すると直帰されてCVRは上がりません。「ユーザーの期待=LPの内容」となるように広告コピーとページを対応させましょう。

リマーケティング(再訪問喚起)の活用

一度訪れて離脱したユーザーでも、再訪問してもらえればコンバージョンする可能性があります。リマーケティング広告やメールフォローを活用してCVRを底上げしましょう。

  • リターゲティング広告: GoogleやFacebookのリマーケティング機能でサイト訪問者に再アプローチする広告を出します。一度興味を持った人なのでCVRは新規より格段に高いです。広告ROIも高まりやすい(リマーケではCVR・ROIとも向上する傾向があります)ため、予算に対して効率的です。
  • メールマーケティング: メールアドレスを獲得できている見込み客には、メールでキャンペーン情報やコンテンツを送り、サイト再訪を促します。ただし頻度や内容によっては逆効果なので、適切なタイミングで価値ある情報を提供することが大切です。
  • サイト内リマーケ: ポップアップやチャットボットで再訪問時に特典提示するなど、戻ってきたユーザーに購入後押しする仕掛けも考えられます。

リマーケティングは「今すぐ客でなかった人」を「あとで客」に変える手法です。これにより最終的なCVR(ユニークユーザーあたりの転換率)を底上げできます。

4. A/Bテストによる継続的な改善

上述のような様々な施策は、効果を予測しても実際やってみないと分からない部分があります。そこでA/Bテストを取り入れて、確実にプラスになる改善のみを本実装するようにしましょう。

A/Bテストの基本

A/Bテストとは、現在のページ(A)と変更案のページ(B)を用意し、ランダムにユーザーに見せてCVRなどの成果指標を比較する手法です。これによりどちらが優れているかを定量的に判断できます。

  • テスト対象は一度に1要素に絞る: ボタンの色を変えたらCVRが上がった/下がった、など単一要因の効果を測定します。一度に複数変更するとどれが影響したか不明になります。
  • 一定のサンプル数を集める: 流入が少ないサイトでは有意な差が出るまでに時間がかかります。テストは十分な母数(数百〜数千PV程度)が集まるまで実施し、統計的に優位な差が確認できたら終了します。
  • 失敗も糧に: A/Bテストの多くは「B案ダメだった」で終わりますが、それも学びです。なぜ効果が出なかったのか分析し、次の仮説につなげます。

テストすべき要素の例

  • 見出しやキャッチコピー: ユーザーの琴線に触れるフレーズはどれか、数パターン試します。大胆な表現vs控えめな表現などトーンを変えるだけでも差が出ます。
  • ビジュアル: メイン画像を人の写真にするか製品画像にするか、動画を背景に使うか静止画にするか、など。Brookdale社の事例ではトップ画像を動画に変えたパターンより静止画像パターンの方がCVRが高かったという結果もあり、一概に動画が良いとは限らない例として興味深いです。
  • CTAボタン: 色・サイズ・テキスト・配置場所。例えば緑ボタンとオレンジボタン、どちらがクリック率高いかはやってみないとわかりません。
  • レイアウト: 2カラム構成と1カラム構成、テキスト量の多寡、フォームをページ内に埋め込むか別ページにするか等、ページ全体の構成もテスト候補です。

A/BテストにはGoogleオプティマイズ(※2023年サービス終了しましたが後継ソリューションに期待)やOptimizelyといった専用ツールが便利です。導入が難しければ、単純に一定期間でデザインを切り替えてKPIを測定するなど手動でも構いません。

PDCAサイクルを回す

CVR改善はPlan-Do-Check-Actのサイクルを回すことが肝心です。

  1. Plan: 改善仮説を立て計画する(例:「フォームを簡略化すればCVR上がるはず」)。
  2. Do: 実行。実際にフォーム項目を減らしてみる(A/Bテストなら変更版を用意)。
  3. Check: 効果測定。CVRが何%から何%に変化したか統計的に確認。
  4. Act: 改善されていれば正式反映、効果なければプラン練り直し。

このPDCAを回すことで、小さな改善の積み重ねが大きな成果となります。CVRは1%上げるだけでも売上・利益に直結する重要指標です。日々コツコツ取り組んでいきましょう。

5. その他のCVR向上テクニック

上記以外にも、業種やサイト状況によって有効なテクニックがあります。

  • 信頼性の付与: 初めて訪れるサイトでユーザーが不安に思うとコンバージョンしません。顧客レビューや導入実績、受賞歴、セキュリティ認証マーク(SSLやプライバシーマーク)などを掲載し、信頼できるサイトであることを示しましょう。これらは特にフォーム送信や購入直前の安心感に寄与します。
  • 緊急性・希少性の演出: 限定キャンペーンの終了日時を表示したり、在庫が残りわずかである旨を伝えたりすると、「今すぐ買わなきゃ」という行動を促しCVRが上がることがあります。ただし煽りすぎは逆効果なので真実味のある範囲で。
  • パーソナライズドコンテンツ: リピーターには閲覧履歴に応じた商品をおすすめしたり、初訪問と再訪問で見せる内容を変えたりすると、よりユーザーにフィットした提案ができます。高度な実装になりますが、大手ECでは当たり前に行われCVR向上に寄与しています。
  • ライブチャット対応: 購入や問い合わせを迷っているユーザーにリアルタイムでサポートできれば、背中を押してCVRに繋げられます。チャットボットや有人チャットシステムを導入し、「何かお困りですか?」と声をかけるのも手です。

自社のリソースや優先度に応じ、取り入れられるものからトライしてみてください。

小さな改善を積み重ねよう

自社サイトのCVR改善施策を多数ご紹介しましたが、全部を一度に実施する必要はありません。効果が高そうなもの、実装が容易なものから優先して取り組みましょう。重要なのは常にユーザー目線でサイトを見直すことです。「自分がユーザーだったら途中で投げ出したくなるポイントはどこか?」を考え、そこを潰していくのがCVR向上の近道です。

また、改善は継続的なプロセスです。一度手を加えて終わりではなく、定期的にデータを見て新たな課題を発見し、対応していくことで少しずつCVRが上がっていきます。競合も日々サイトを改善していますから、負けないようPDCAを回し続けましょう。

自社だけで手が回らない場合は、専門のツール導入や外部パートナーの活用も視野に入れてください。プロの視点を取り入れることで抜本的な改善案が見つかることもあります。

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