おしゃれでセンスが光るプロフィールムービーの曲選び術

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プロフィールムービーを「おしゃれ」に仕上げたい新郎新婦のお二人へ。選曲ひとつでムービーの雰囲気はガラリと変わりますよね。せっかくならゲストから「センスいいね!を使いたいところ。そこで本記事では、プロフィールムービーの曲をおしゃれにセンス良く届けします。海外アーティストの曲やインディーズ系、アコースティックアレンジ曲の活用術など、ワンランク上の選曲テクを一緒に見ていきましょう。
おしゃれに聞こえる曲選びのポイント
まず「おしゃれ」な雰囲気を演出するには、どんな曲を選ぶと良いでしょうか?一つめのポイントは洋楽(海外アーティストの曲)を取り入れること。英語やその他の言語の曲は、歌詞の内容が直接伝わりにくいためムービーの雰囲気づくりにぴったりです。ゲストが曲の意味に気を取られない分、映像や会場の雰囲気に集中してもらえますし、なんとなく流れているだけでスタイリッシュですよね。有名な曲でなくても、「この曲オシャレで良い感じ」とフィーリングで盛り上がってもらえるのも洋楽の良さです。
二つめのポイントはインディーズ系やマイナーな曲にも目を向けること。あえて知名度の低い曲を使うと「人と被らない」個性的なムービやオルタナティブ系のラブソングには独自の世界観や美しいメロディがあり、プロフィールムービーに取り入れることでユニークな印象になります。例えば、Bright Eyesの「First Day Of My Life」や。有名アーティストの曲でなくても、自分たちの好きな隠れた名曲を使えば「センスある選曲だね」と感じてもらえるでしょう。
三つめのポイントはアコースティックアレンジやカバー曲の活用です。既存の有名曲でも、ピアノやギターのアコースティックバージョンにするだけでグッとおしゃれ度が増します。例えば、Ed Sheeran/Perfectはアコースティックギターとピアノの優しい響きが特徴で、ゆったりした曲調のため映像を邪魔せずゲストも集中しやすいと評判です。このようにアコースティックな音色の曲は、映像の雰囲気をしっとり大人っぽく演出してくれます。ほかにも有名曲のジャズアレンジやボサノバカバーなどを探してみるのも◎。聴き慣れたメロディーでも編曲が変わると新鮮で洗練された印象になりますよ。
洋楽でセンスアップ!曲選びのコツ
「おしゃれなプロフィールムービーといえば洋楽」と言われるほど、海外アーティストの曲は人気です。では、具体的にどのように洋楽を選ぶと良いでしょうか?まずムービーのテーマや二人のエピソードに合う曲を探してみましょう。例えば、二人が出会った季節にちなみ、春なら「What A Wonderful World」のような爽やかな曲、夏の海がテーマならジャック・ジョンソンのアコースティック曲など季節感のある洋楽を選ぶのも素敵です。また、歌詞の意味にも一応注意しておきたいところ。洋楽はメロディがおしゃれでも失恋ソングだったりすることもあるため、結婚式にそぐわない内容でないか確認すると安心です。「曲調は良いのに実は別れの歌だった!」なんてことになると少し気まずいですからね。
ゲストの年代や好みも意識して選ぶとよりセンスが光ります。幅広い年代が知っている明るい洋楽なら一体感が生まれますし、あえて誰も知らないようなお気に入りの一曲をかけて「この曲素敵だけど何だろう?」と思わせるのもおしゃれ。例えば、披露宴でも定番のブルーノ・マーズ「Just The Way You Are」は、爽やかで耳馴染みが良く「そのままの君でいて」という甘い歌詞がロマンチックです。CMでも使われたことがあり、「あ、という人も多いでしょう。一方で、あまり知られていないけれど二人が大好きな洋楽を敢えて流すのも、「音楽好きなお二人らしい演出」で素敵です。いずれにせよ、曲の歌詞の内容が結婚式にふさわしいものかはチェックしておくと安心ですね。
センスよく魅せる演出アイデア
選んだ音楽をより活かすために、映像演出にもひと工夫してみましょう。まず曲のリズムや展開に合わせて写真の切り替えタイミングを工夫すること。アップテンポな曲なら写真のテンポも少し早めに次々と切り替えていくとノリ良く盛り上がりますし、スローバラードならゆっくりフェードで写真を見せていくと曲調とマッチしてしっとり感動的になります。また、曲のサビなど盛り上がる部分に二人の最高の笑顔の写真や見せ場を持ってくると、音楽と映像がシンクロしてグッと引き込まれるムービーになります。
もうひとつのアイデアは、歌詞の一部をテロップとして映像に載せる演出です。特に海外の曲の場合、直訳ではなく印象的なフレーズを日本語で字幕にしてあげると、ゲストにも曲のテーマが伝わりやすくなります。「You are my everything」という歌詞に合わせてプロポーズシーンの写真を映し、「君は僕のすべて」と字幕をそっと添える…なんて演出もロマンチックですよね。ただし歌詞を使う場合は長すぎないフレーズを適宜選び、映像の邪魔にならないようセンスよく配置しましょう。
最後に、統一感を大事にする秘訣です。たとえば選んだ曲が全体的にアコースティックでナチュラルな雰囲気なら、映像の色味も柔らかなフィルターをかけて統一するとよりおしゃれに感じられます。逆にエレクトロ風のクールな曲なら、映像にもスタイリッシュなエフェクトを少し入れてみたり、モノトーンのテロップデザインにするなどトータルコーディネートを意識してみてください。音楽と映像のテイストが合っていると、全体にセンスが感じられる仕上がりになります。

まとめとして、おしゃれなプロフィールムービーの鍵は「二人らしいセンスを音楽で表現すること」です。洋楽・インディーズ・アコースティックなど色々な引き出しから、自分たちらしい曲を探してみてください。ゲストが思わず「いい曲だね」と感じてくれるような二人だけのプロフィールムービーを素敵に彩りましょう!